UiPath:ZIP解凍・展開方法(公式アクティビティ利用)


UiPathからファイルの解凍を行いたい場合があります。
ここでは公式アクティビティを利用したZIP形式での解凍・展開方法について説明します。
※「Uipath.System.Activitiesパッケージ」のバージョンが20以降
バージョンによって日本語訳が違うので、「ZIP」ではなく、「解凍」で検索しないと出てこない場合があります。

◆ZIP解凍・展開の方法

 処理の全体像は以下のようになります。

◆シナリオの作成

(1)「ファイルを展開(Unzip)」アクティビティの追加

「ファイルを展開(Unzip)」をアクティビティにドラッグ&ドロップします。
場所:「システム」⇒「ファイル」⇒「ファイルを展開(Unzip)」
※バージョンによっては「解凍」で検索しないと出てきませんでした。「Zip」とついていないので、「Zip」で検索しても出てきません。(v20.10.4)

(2)「展開するファイル」を指定

解凍・展開するファイルを指定します。
右側のフォルダマークをクリックするとダイアログで指定できます。

(3)「展開先フォルダー」を指定

解凍・展開したファイルが保存するフォルダーを指定します。
右側のフォルダーマークをクリックするとダイアログで指定できます。

(4)「専用フォルダーに展開」

デフォルトでチェックが入っています。
「展開先フォルダー」に解凍するファイル名でフォルダーが新たに作成されて、その中にファイルが展開されます。



(5)解凍・展開時の「パスワード」の指定もできます。

プロパティに「パスワード」があり、ここで圧縮ファイルを解凍・展開するためのパスワードを指定できます。
※ダブルクオーテーションで囲みます。

以上、簡単ですが公式アクティビティを利用した、zip形式での解凍・展開方法でした。




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