VBA:文字列の変換(1)大文字と小文字。UCase関数・LCase関数・StrConv関数


  • 入力された文字列に大文字と小文字が混在しているので統一したい

  •  VBAの処理でユーザが入力した値に、大文字や小文字、全角と半角などが混在してしまう場合があります。このままだとデータの処理で問題が出てきてしまうので、統一させたいことがあります。このような場合に「UCase」関数や「StrConv」関数を利用すると簡単に変換できます。

    1.小文字→大文字に変換。「UCase」関数と「StrConv」関数

    結果は同じですが、「UCase」関数の方がシンプル。

    (1)「UCase」関数の場合

     「UCase」関数を使って変換するサンプルコードです。

    (2)「StrConv」関数の「vbUpperCase」の場合

     「StrConv」と「vbUpperCase」を使って変換するサンプルコードです。



    2.大文字→小文字に変換。「LCase」関数と「StrConv」関数

    結果は同じですが、「LCase」関数の方がシンプル。

    (1)「LCase」関数の場合

     「LCase」関数を使って変換するサンプルコードです。

    (2)「StrConv」関数の「vbLowerCase」の場合

     「StrConv」と「vbLowerCase」を使って変換するサンプルコードです。

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