UiPath:繰り返し処理「繰り返し(指定回数)」


◆繰り返し処理の方法

 RPAでも繰り返し処理をしたいことは多いので、その方法についてまず「繰り返し(指定回数)」を使って説明していきます。
 繰り返し処理の全体像は以下のようになります。



◆作成

上記について、それぞれの作成方法と設定を説明していきます。

(1)「繰り返し」の設定

まず「繰り返し(指定回数)」をアクティビティにドラッグ&ドロップします。
場所:「ワークフロー」⇒「制御」⇒「繰り返し(指定回数)」

(2)「繰り返し(指定回数)」の設定

「繰り返し」に入っている「CurrentItem」はデフォルトでは「1」からスタートします。
配列などで「0」スタートの場合は、「プロパティ」の「オプション」で「開始の値」を「0」にします。

「繰り返し(指定回数)」は任意の数字を入れます。
例として「5」と入れています。これで5回繰り返します。スタートは「0」にしたので、「0~4」となります。

(3)「メッセージボックス」を追加し、カウント数を表示させます。

まず「メッセージボックス)」をアクティビティにドラッグ&ドロップします。
場所:「システム」⇒「ダイアログ」⇒「メッセージボックス」
テキストには変数「CurrentItem」を入力し、カウント数を表示するようにします。

◆動作確認

以上の処理を追加すると、最初に紹介したシナリオが出来上がります。
実行すると、以下のようなメッセージボックスが開き、「0」~「4」まで5回繰り返します。




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