VBA:【ADO】ActiveX Data Objectについて
◆「ADO」(ActiveX Data Object)とは
AccessだけでなくSQLServerやMySQLなど各種データベースに接続し、操作する手段の一つです。
◆「ADO」の利用方法
VBEの「ツール」→「参照設定」では「Microsoft ActiveX Data Objects X.X Library」(「X.X」は「6.1」とかになっています。複数ある場合は数字の大きいものを使います。)にチェックが入っていない場合はチェックを入れてください。
チェックを入れて「OK」を押せば有効になります。
◆「ADO」の基本的な使い方
基本的には以下の流れで実行します。
- ADOのオブジェクトを宣言
- データベースに接続
- SQLなどを実行
- データベースの接続解除
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 |
Private Sub ADO接続_Click() Dim CN As ADODB.Connection '1.ADOのオブジェクトを宣言' Dim xSQL As String Set CN = CurrentProject.Connection '2.現在のデータベースに接続' '//Select Into' xSQL = "SELECT * " xSQL = xSQL & "INTO [T_サンプルコピー]" xSQL = xSQL & "FROM [サンプル1]" CN.Execute xSQL '3.SQLを実行' CN.Close 'DBを閉じる' Set CN = Nothing '4.接続解除' MsgBox "完了" End Sub |