Power Automate Desktop:あいまい検索。「ファイルフィルター」で使えるワイルドカードと設定方法一覧


Power Automate Desktopの「ファイルフィルター」であいまいなファイル名を取得する場合に使えるワイルドカードをまとめました。
例えば「test_20240118.txt」や「test_ver3.accddb」など日付やバージョンが変わるものを検索する場合に、「test_*.txt」や「test_ver?.accddb」などとできます。

1.よく使うワイルドカードの一覧

指定方法 説明
* 全てのファイル
test* 前方一致。「test」で始まるファイル名
*.txt 後方一致。「.txt」で終わるファイル名。拡張子の指定
test*.txt 部分一致。「test」で始まり、「.txt」で終わるファイル
*test* 部分一致。「test」を含むファイル
test_ver?.accddb 「?」を1つで1文字だけワイルドカード。「ver」の後の1文字だけあいまい
test_ver??.accddb 「?」を2つで2文字だけワイルドカード。「ver」の後の2文字だけあいまい
test_ver???.accddb 「?」を3つだとなぜか「*」と同じになる。通常だと文字数分(これなら3文字)なのに、「Power Automate Desktop」では2文字までしか使えず、3文字以上は「*」と同じになった。



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