AccessVBA:【DoCmd】DoCmdオブジェクトについて
- フォームを開きたい
- クエリを実行したい
- テーブルを開きたい
- CSV・Excelで出力したい
- Accessで終了ボタンを作りたい
「DoCmdオブジェクト」とは、データベースオブジェクトをVBAから操作・制御するコマンドで、Accessの「マクロ」で行える操作も行うことができます。
例えば、「T_一覧情報」テーブルを開く場合は以下のようにシンプルです。
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DoCmd.OpenTable "T_一覧情報" |
◆「DoCmdオブジェクト」で使える機能(メソッド)
ツールを作る際によく使う機能について一覧にしておきます。
アクション | メソッド | サンプルコード |
テーブルを開く | OpenTable | DoCmd.OpenTable “T_一覧情報” |
クエリを開く | OpenQuery | DoCmd.OpenQuery “Q_抜粋情報” |
フォームを開く | OpenForm | DoCmd.OpenForm “F_メニュー” |
SQLの実行 | RunSQL | DoCmd.RunSQL “DELETE * FROM T_一覧情報” |
メッセージの設定 | SetWarnings | DoCmd.SetWarnings False |
テキスト入出力 | TransferText | DoCmd.TransferText acImportDelim, “”, “T_一覧情報”, “C:\Users\一覧情報.txt” |
Excel入出力 | TransferSpreadsheet | DoCmd.TransferSpreadsheet acExport, acSpreadsheetTypeExcel12Xml, “T_一覧情報”, “C:\Users\一覧情報.xlsx”, True, “出力結果” |
終了する | Quit | DoCmd.Quit acQuitPrompt acQuitPrompt:保存するかどうかの確認ダイアログ表示(デフォルト) acQuitSaveAll:自動保存 acQuitSaveNone:保存しないで終了 |
閉じる(フォームなど) | Close | DoCmd.Close DoCmd.Close acForm, “F_メニュー” |
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