VBScript基礎4:配列
他の言語でプログラムを書く際にも使う配列は、VBScriptでももちろん使えます。
その使い方についてここでは説明していきます。
■配列の書き方
以下は「VBScript:Excel集約ツール」の記事からの抜粋し、少し修正しています。全体の動作についてはツールの記事をご覧ください。
ここでは、配列を宣言し、値を代入しています。
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'================================' 'Excelテンプレートのシート名の設定' '================================' Sub getSheetName() Dim SheetNameArray(4) SheetNameArray (0) = "Sheet1" SheetNameArray (1) = "Sheet2" SheetNameArray (2) = "Sheet3" SheetNameArray (3) = "Sheet4" SheetNameArray (4) = "Sheet5" End Sub |
■配列データの参照
以下のように上記に追加して記述することで配列の情報を取得します。
「(0)」としているので、”Sheet1″が表示されます。
1 |
MsgBox SheetNameArray (0) |
◆For ~ Nextステートメント
以下のように記述することで配列の情報を順番に取得することができます。
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Dim i 'カウンタ用変数' For i = 0 To 4 Step 1 '0から4まで、1ずつ変化させる。Stepがない場合は1ずつ' MsgBox SheetNameArray (i) Next |
■For Each ~ Nextステートメント
以下のように記述することで配列の情報を全て取得することができます。
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Dim intTemp For Each intTemp In intNumbers '全要素に対して繰り返す MsgBox intTemp Next |
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