VBScript基礎1:メッセージを表示


ありふれていますが、ひとまず「Hello!」というメッセージを表示するプログラムを作ってみます。

◆作成手順

以下の4ステップでメッセージを表示させるツールの完成です。

  1. メモ帳を開く
  2. プログラムを書く
  3. ファイルを保存し、拡張子を「txt」から「vbs」に変更する
  4. 保存したファイルをダブルクリックする。

1.メモ帳を開く

Windowsユーザなら見慣れたメモ帳を開きます。

2.プログラムを書く

開いたメモ帳に以下のプログラムコードを書きます。

・メモ帳はこんな感じになります。

3.ファイルを保存し、拡張子を「txt」から「vbs」に変更

拡張子を「txt」から「vbs」に変更します。
以下の警告メッセージが出ますが「はい」を押して進めます。

拡張子を変更すると、見た目も右のように変わります。



4.保存したファイルをダブルクリックする。

「hello.vbs」をダブルクリックすると「Hello!」と表示されます。

※エラーメッセージが出た場合

プログラムコードが間違っていたり、構文が間違っていたりすると実行時にエラーが出ます。
例1

このメッセージの場合は「MsgBox」と書かなければいけなかったのに、「MsgBax」と「o」を「a」というように綴りを間違ってしまったためとなります。
vbsファイルを右クリックして、「編集」を押すとメモ帳として開くので、そこで修正し、上書き保存すればエラーも解消されます。

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